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3月下旬、南西諸島探鳥の旅にて撮影しました。
カンムリワシについて
大きさ等...全長55cm 翼開長100cm前後、雌雄同色で体はやや
ずんぐりぎみ。頭部に黒白状の短い冠羽をもち腹に白斑の横縞
状が並ぶ全身濃褐色のワシ。
大きさはワシタカ類のなかでも中型よりやや小さ目で、ほぼハ
シブトガラスと同大です。
眼先をよく観ると黄色の皮膚が裸出し『画像3093コンドル類の
ように』目の虹彩と蠟膜「ろうまく」も黄色。飛翔時は翼幅が
広く尾は短めで太い黒色帯が2本ある。
またこの鳥は、国の天然記念物、特殊鳥類に指定されている稀少
種です。本年3月石垣島内の郊外道路の走行中、あちこちにカン
バン標示と道路面に凸凹のスピード抑制のための衝突事故防止の
施策が施されいて嬉しく思った。『車の乗りごこちは悪いが』
見られる場所...留鳥として日本の最南端『東京から約2000キロ』
の八重山諸島『西表島、石垣島』のみに一年中生息する。
山地から平地にかけての林縁部に『草原、水田、湿地帯』よく現
れ、道路上の電柱にも平気に止まる。『繁殖は森の中』
食べもの...主に、ヘビ、カエル、カニ、大型のバッタ『本土より
デカイ』、ネズミ等の小動物。『デカバッタの採餌を確認した』
鳴き声...繁殖期に『2月から6月』よく鳴くらしい。
今回の撮影観察中でも『ピエー』とか『フィフィー』と鳴き声を
何度か確認できた。
特徴...緊張時に後頭部の冠羽を逆立てる。
撮影場所...3月27日石垣島にて。
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