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群馬では見れなくなった貴重なブッポウソウ を送信します。
ブッポウソウ『仏法僧』について
大きさ等...全長30cm翼開長70cm、夏鳥。キジバトより僅かに小さいが
逆に翼は長い。
近年著しく減少し群馬県内では殆ど見れなくなり全国的にも希少種に
なった『絶滅危惧種1B』。理由は大木の樹洞やムササビ、キツツキ類
の古巣等の減少が一因として考えられている。
体色は全体が金属光沢の青味でとても美しい鳥。しかし野外では黒っ
ぽく見えてしまう。飛翔時では風切り羽基部に大きな白い斑、足色と
嘴は赤橙色でよく目立つ。雌雄同色。
見られる場所...奥深い里山の低山林、集落近隣の林だが見られる生息場
所は限定される。例えば新潟県十日町市松之山や長野県天竜村等は地域
ぐるみで巣箱を設置し繁殖や保護活動を積極的に行っている。ただし、
その営巣場所での観察や撮影の距離は約100m以上、時間も約30分以内
と制限付きでもある。
食べもの...ツバメのように空中で飛んでいるトンボや昆虫類を巧みにフラ
イングキャッチする。急旋回もお手のもので尾羽の使い方が巧妙だ。
鳴き声...『ゲッ ゲゲッ』と鳴くも、この声は美しい姿に似つかない声。
※聞きなしで『ブッポウソウ』と、透き通る美しく鳴く鳥はコノハズク。
特徴...長い翼で『ヒラヒラ』と深く翼動する飛び方はシナヤカで見ている
と鳥とは思えない不思議な光景。
撮影場所...2012年6月10日 新潟県十日町市松之山
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